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更年期女性の手指の不調・メノポハンドについて

[2026.03.30]

更年期女性の手の困りごと → メノポハンド(Menopausal Hand)とは?

更年期(menopause)は、女性ホルモン・エストロゲンの減少によってさまざまな体の変化が起こります。手にも様々な症状がおこるといわれおり、これを総称してメノポハンド(Menopausal Hand)と呼ばれるようになりました

 

■ メノポハンドの主な症状

  • 朝、手指が動かしにくい

  • 指の関節の痛みや腫れ

  • 手の付け根が雑巾絞りや蓋をひねって開けるときに痛む。

  • 手がしびれている。

※当然、リウマチや他の手の病気の方もおられ、上記症状の方に「メノポハンド」の人もいる、という概念です。

 まずは、整形外科で診てもらうことが必須です。まずは、ご相談ください。

 

■ メノポハンドと関係がある病気

手に良く起こる関節の変形や腱鞘炎などが、メノポハンドと関連があると示唆されています。

整形外科では、いずれもよく診る疾患ですが、更年期のとの関連性が取りざたされるようになったのは

ここ数年のことです。

 

■ メノポハンドの原因

エストロゲンの減少 (閉経後 産後の一時的な変化)

手・指の酷使

腱や靭帯の柔軟性の低下

 

■ メノポハンドの検査 治療

●適切な診断(レントゲンやエコーを用いて、病状を把握するよう努めています。)

●投薬や注射

●ストレッチ指導 サポーターの提案/処方

●手術療法 当院では近隣病院への紹介や、院長が定期出張している病院での執刀を提案させていただいております。

 

■ メノポハンドの代替療法(エクオールについて)

更年期治療は、メノポハンドの症状を緩和させる可能性もありますが、女性ホルモンの補充は、費用面やリスクも懸念して躊躇される方もいます。

弱い女性ホルモン作用を示す健康成分として、納豆や豆腐に含まれる大豆イソフラボンが有名です。さらに、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインは、体内の腸内細菌でエクオールに変換されることで、イソフラボンそのものよりも活性化されて効果を発揮します。

エクオールは更年期症状の緩和が期待される成分で、メノポハンドで困っておられる方の6割程度が、エクオールの投与によって症状緩和されたという報告もあります。

しかし、日本人の50%は大豆イソフラボンをエクオールに変換してくれる腸内細菌を持っていません(エクオールが体内で作れるか確認できる検査キットが市販されています)。

また、エクオールは体内で2~3日以内に消失するため、継続的に効果を得るには体内で産生できたとしても、毎日の大豆摂取が必要があります。

そのため、エクオール含有サプリメントを用いるのも有用かもしれません。

 

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